サマースクール２週目に入る
イギリスとは思えないほどの快晴が続いた1週目とは裏腹に、２週目はぐずついたお天気が続いているよう。まあ、それがイギリスらしい、と言うべきでしょう。
英語のレッスンで見られるRの顔はリラックスした笑顔。きっと撮影してくれるスタッフにも慣れて、心許せるようになった証でしょう。今週は、自分の国について紹介したり、木曜日の午後のエクスカーションで行く予定のウィンザーキャッスルについて勉強しているよう。
今週の午後のスポーツは、男の子はラグビー、女の子はネットボールのよう。思いっきりラグビーボールを蹴ったRの姿が…あ〜きっと面白いんだろうなぁ。こんなに様々な珍しいスポーツをやらせてもらえてありがたいことです。
その他にも、ウォータースライダー、クイズ大会、工作、森の中でキャンプ、など楽しそうな様子が日々アップされている。充実した夏休みだ。ただし宿題は置き去り💧
ウィークリーレポート📝
Highfield Summer Schoolが始まり１週間、DirectorからRのウィークリーレポートが届いた。
まず、学習面。
Rは良いスタートを切り徐々に自信をつけつつあります。授業は難しいと感じる場面があるものの、よく馴染んでやっている。ライティングの課題を上手に仕上げ、いつも論理的思考で課題をこなしている。とりわけ、クロスワードパズルや単語ゲームが気に入っている。２週目以降が楽しみです。
次に生活面。
Rはおとなしい生徒のうちの１人ですが、お友達には馴染んでうまくやっています。また、アクテビティもコモンルームでの時間も楽しんでいます。２週目からもっとRと楽しい時間が過ごせることを楽しみにしています。
クールで控えめなRらしい評価である。というか、日本での成績表と変わらない。いつものRがイギリスにいる。
ヒーヴァーキャッスルへ🏰
日曜日、初めて遠出する。行き先はケント州のヒーヴァーキャッスル。Highfieldから車で２時間くらいだろうか。７００年の歴史があるこのお城は、エリザベス１世のお母さんAnne Boleynが幼少期に過ごしたという二重のお堀に囲まれた立派な邸宅、広大なイングリッシュガーデンでも有名である。中には宿泊施設もあり、ベッド&ブレックファストやコテージに泊まることもできるようだ。
朝早く、みんなバスに乗り込み出発🚌 お天気があまり良くないのか、パーカーを着込んだRが写っている。校外のエクスカーションのときは、全員黄緑色のTシャツ、帽子、リュックサックを身につけて、迷子にならないように？かわかりやすい服装で活動するようだ。
きっと、バスに乗って眺める景色でさえ珍しく新鮮だったことでしょう。
ホッケーの試合で8-10歳組 勝利！
金曜日、科学の先生による初めての実験の授業が行われた。浮力の実験や、塩酸とマグネシウムを合わせて水素を作る実験など。実験用のメガネをかけた子供たちが真剣な面持ちで実験に取り組んでいる。
英語の授業では初めて動画がアップされた。Rのクラスなので間違いなくビギナークラスであろう。形容詞の勉強である。中国人の男の子が前に出て、袋の中の物を触ってその感触を形容詞で表現して、それが何かを他のみんなが当てる、というもの。みんなあれこれ喋りまくっているが、Rはもちろん黙ったまま…
午後、今週通して教えてもらったホッケーの試合をやったらしい。そこでRを含む8-10歳チームが優勝し、賞状をもらったようだ。土曜日の朝、Rの他女子４名が賞状をもらい、その様子が笑顔で写真に収められた。やっと本当の笑顔で嬉しそうに笑っているRがいる。よかった、もうきっと大丈夫だ。
この日はサマースクール始まって以来初めての雨模様。よって、午後は屋内プールで水泳を楽しみ、夜はインターナショナルディナーでチャイニーズミール。嬉しそうな中国人たちに囲まれてお料理を頬張るRの姿があった。
初めての電話☎️
ツイッターにアップされる写真を待ち望む日々。
午前中は、英語のレッスン。机の上には、Highfieldの名前入りのペンケースや文房具、フォルダーなどが見える。もらえたのかなぁ…
午後は主にスポーツなどのアクティビティ。イギリスは毎日爽やかなお天気に恵まれ、子供達はフットボール、ホッケー、ラウンダーなど様々なスポーツを教えてもらう様子が見られ、Rの姿もちらほらと見られる。
Rの顔は相変わらず少々不安げ、きっとついて行くのに必死なのだろうなぁ…などと娘と話していたら電話が鳴った！「もしもし、ママ？」と、か細い声。「元気でやってるの？ツイッターで写真見てるよ」と言ったのを皮切りに、行きの飛行機はどうだったのか、英語はわかるのか、食事は食べれるのか…などなど。「大丈夫だよ。でも、言いたいことが言えない」とのこと。そりゃあ、そうでしょう。おしゃべりなRにとって話せないことはさぞかしストレスでしょう。ほんの２-３分話したが、もうこれから朝ごはんが始まる、とのことで、「またね」と切った。
どうやら週に２-３回、15:30-16:00(イギリス時間で07:30-08:00)が電話の時間のよう。彼の「大丈夫」の一言に少し気持ちが落ち着いたが、後から考えると、この「大丈夫」は私への心遣いかもしれない…彼はそういう子なのである。
サマースクール スタート🎬
無事に到着した以外のことは全くわからないまま、一夜が明け、ハイフィールド・サマースクールがスタート！
ツイッターのアップデートを今か今かと待ち続けて22:41(イギリス時間で14:41)。何やら空気で膨らませた遊具が美しい芝生の上にボコボコと並ぶ中、子供達が遊んでいる写真。Inflatable fun だそうな。そして夕食は屋外でBBQのよう。まだ日も高い夏の長い１日、美しい自然の中でみんな楽しそう。しかし我が息子の姿はどこにも見えず…
毎日１日の終わりには、Directorからその日の様子をEメールで報告してもらえるらしいということで待つこと早朝5:00…そこにもツイッターには掲載されていない写真が添付されていた。
朝食は伝統的なイングリッシュブレックファストをいただいたようだ。ソーセージやハムのようなものに、カリカリの薄いトースト、目玉焼き、チョコワのコーンフレークか。怯えたような表情でRもみんなと一緒に並んで座って食べている。あぁ、なんとかやってるのね。
寝不足の日々が続く。Rよ、がんばれ〜🤞🏻
